仕事が終わって帰宅し、一杯飲むのが週末のお楽しみ! という方もたくさんいるはず。しかし、その週末に脱毛の予定が入っているときはどうしていますか?
今回は、飲酒と脱毛の関係について詳しくご紹介します。脱毛前後に飲酒することであらわれる影響やトラブルについて、事例などを見ながら説明していきます。
脱毛前後の飲酒ってNGなの?
脱毛した日にだって、お酒を飲みたくなるときもあるはず。お酒好きな方なら、毎日晩酌を欠かさないという方もいるでしょう。ですが実は、脱毛した後の飲酒はトラブルのもとになりかねません。
・脱毛後の飲酒はNG!
脱毛してすぐにお酒を飲むと、アルコールのはたらきで急に血行が良くなるために、脱毛した部位の肌にかゆみが出てしまうことがあります。また、かゆくならなくても赤みが出てしまう場合もあります。脱毛した当日中の飲酒はなるべく避け、翌日以降のお楽しみにとっておきましょう。
赤みやかゆみが出る理由は、やはり光を照射した後の肌は軽く火照った状態になっているためです。見た目にはわからなくても、ちょっとした刺激ですぐ赤くなったり、痕が残ったりしやすい状態になっているので十分に気をつけてくださいね。
脱毛前後の飲酒によるトラブル事例
脱毛直後だけでなく、脱毛する間の飲酒も控えましょう。ここでは、脱毛前後の飲酒によるトラブル事例についてご紹介します。
・脱毛前の飲酒の場合
脱毛前に飲酒をすることにより肌がいつもより乾燥しやすくなります。そうなるとせっかくの施術の効力が低下する可能性もあると言われています。
また酔っている状態で脱毛サロンへ行った場合、施術台の上で気分が悪くなったり最悪の場合嘔吐してしまったりと、サロンや他のお客様に迷惑をかけてしまうこともありますので脱毛前の飲酒も避けるできです。
・脱毛後の飲酒の場合
「脱毛直後にお酒を飲みに行き、酔った状態で『なんとなく肌がかゆい』と思った記憶を引きずりながら翌日起床。身体中にかきむしった跡だらけで呆然」という話もあります。ちょっと肌がかゆくなるだけなら…と思ってしまいますが、記憶がうやむやになるほど飲んでしまうとこんな取り返しがつかないことにも!繋がりかねません。
脱毛期間中の飲酒における注意点
脱毛前後の飲酒は、様々なトラブルの原因になるからやめるべき!ということはわかりました。しかし、脱毛期間中にだって飲まなければいけない機会があるかもしれません。ここでは、脱毛期間中に飲酒する場合の注意点についてご紹介します。
・脱毛の予約があるなら、前後の飲酒時間にも注意
脱毛当日の飲酒を控えることはもちろんですが、もし午前中の予約が入っているなら、前日午後以降のお酒もやめておきましょう。飲酒の影響の出方にも個人差があり、飲んで半日経ってからでも脱毛後の赤みが出てしまう方もいます。
・脱毛前後に飲酒するまでに空ける時間はどれくらい?
もっとも安全なのは、「脱毛の前・後それぞれ丸1日」時間を空けておくことです。一般的なサロンなら2か月に1度、通う頻度が短いサロンでも最短で半月に1度の禁酒です。それぐらいは心を鬼にして、ガマンするようにしましょう。
脱毛の予約を入れていた日に急な飲み会!対処法は?
どんなにお酒を飲まないよう気をつけていても、脱毛の予約日に急な飲み会が入ってしまった! という事態が起こることがあるでしょう。そんなときは、どんな対処法で乗り切ったらよいのでしょうか。
急なスケジュール変更とはいえ、脱毛前後にお酒を飲むことはやめるべき。飲み会の予定が入ったら、以下にご紹介する対処法を参考にしてください。
【1.飲み会でノンアルコールに徹する】
それほどお酒好きでない方なら、飲み会を楽しみつつアルコールをあきらめる方法もよいでしょう。脱毛前に飲み会に参加する場合はお茶やジュースなどのソフトドリンクのみで乗り切るようにしましょう。
【2.脱毛の日にちをずらす】
脱毛の予約日とその日の夜に飲み会の予定がぶってしまったなら、脱毛の予約を変更する方法もあります。事前に予定が分かった場合は、サロン指定の時間までに連絡をすれば予約の変更が可能なサロンも多くあります。予約変更やキャンセルに関する規定は、サロンごとに必ず設けられています。当日キャンセルになれば施術コースの1回分が充当されてしまうサロンが多いので、キャンセル規約には必ず目を通して損のないようにしましょう。
もしも脱毛前後にお酒を飲んでしまったら?
脱毛前後の飲酒が良くないと知らず、うっかり飲んでしまったときの対処法も知っておきましょう。
・脱毛前にお酒を飲んでしまった場合の対処法
ひと口飲んでから「しまった!」と思ったならそれ以降は飲まず、お酒の量はごく少量に抑えておくのが無難です。キャンセル規定よりも前の時間であれば、いさぎよく予約を変更してもらい、思う存分飲むという手もあります。
・脱毛後にお酒を飲んでしまった場合の対処法
この場合も、飲むのをやめることが得策ですね。いずれにせよ、開き直って思う存分飲むなんてことは絶対にやめましょう。赤みやかゆみがでてしまった場合はすぐに冷やして対処しましょう。
飲酒以外にも注意が必要な脱毛前後
【1.熱いお風呂や激しい運動は控える】
どちらも、血行を促進して体温を上げることにつながります。施術部位の赤みやかゆみの原因となりますので、施術前後丸1日は控えましょう。
【2.日焼けや合金のアクセサリーなど、肌への刺激】
脱毛後は、肌が少し火照った状態が続きます。日常でもなるべく日焼け対策をするべきですが、脱毛後は特に紫外線を浴びないよう注意が必要です。また、合金で作られたアクセサリーが刺激となってかぶれてしまうこともあるので、刺激の原因となるものは使用しないようにしましょう。
飲酒に気をつけることはもちろん、
肌を傷めない脱毛法の選択を!
これまでは脱毛前後にも気にせずお酒を飲んでしまっていたという方も少なくないかもしれません。しかし、これだけ悪影響があるとなれば、今後は十分に気をつけなければいけません。従来の光脱毛は、微弱とはいえ肌に熱が加わりますから、術後しばらくは刺激に敏感な肌状態が続いてしまいます。痛みが少ない光脱毛でも、意外に肌へのダメージについて、改めて認識した方も多いはず。これを参考に、脱毛法も肌にやさしいものを選ぶと良いかもしれませんね。たとえば、体感温度37~38度と、高熱をまったく加えず痛みや熱さも感じない「ハイパースキン脱毛」なら、デリケートな肌でも安心して脱毛できますよ。とはいっても、施術前後のお酒はもちろん控えるようにしましょう!