2022-01-31

脱毛中は日焼け厳禁って本当? 紫外線ダメージの脱毛部位への影響とは

脱毛をしていると「脱毛中の部位は日に焼いてはいけない」と言われます。脱毛していない箇所であっても紫外線予防をして日に焼かないようしている方も多いと思いますが、特に脱毛中の日焼けには様々な悪影響がありサロンでも「必ず紫外線予防をしましょう」と言われています。

 

そこで今回は、紫外線が脱毛中の部位に与える悪影響や、脱毛中におすすめの効果的な日焼け対策法などについてご紹介します。

 

脱毛中は日焼けNG

脱毛中は大抵の場合サロンから、「とにかく日焼けは避けましょう」と言われます。そうは言われても「夏になれば海水浴やプール、旅行で思いっきり焼きたい!」と、思う方もいらっしゃる筈です。もちろん、海水浴や旅行に行くこと自体は問題ありませんが、そこで肌を日に焼いてしまうことが良くないのです。サロンでは「海や旅先でも、日焼け止めや日傘・日陰をうまく使って焼かないよう工夫してください」と指導していますが、脱毛中に日焼けが良くないのは何故なのでしょうか

 

【1.施術時に痛みを感じやすくなる】

紫外線による日焼けをすると、メラニンが増えて肌の色が濃くなるだけでなく皮膚の乾燥も起きやすくなります。皮膚の水分が失われて乾燥すると、肌の温度も上がりやすくなりますから、熱で刺激を加える光脱毛ではさらに熱さを感じやすくなってしまいます。そのため、施術時の痛みも起きやすくなってしまいます。

 

【2.シミなどの原因になる可能性も】

肌が日焼けをすると「軽度のやけどをしたような状態」になるといわれています。つまり、紫外線で刺激を受けたことで肌が熱を持っている状態になります。その状態でさらに熱刺激を加える光脱毛の施術をすれば、刺激によるダメージも受けやすくなってしまいます。赤みが出て腫れてしまったり、シミや黒ずみなどの原因になったりすることもあります。

 

脱毛中の日焼けはどこまでできる?
NGラインはあるの?

脱毛中の日焼けはしないに越したことはありませんが、「うっかり焼けてしまった」「日焼け止めを塗ってもうっすら焼けてしまった」という事態になることもあるはずです。そんな場合、脱毛サロンではどのように対処してくれるのでしょうか。

 

【1.脱毛部位以外の日焼けなら大丈夫】

たとえば、現在脱毛中の箇所が腕で、うっかり日焼けしてしまった場所が脚であれば、大抵の場合は予定通りサロンに通って大丈夫です。ただし、これから脚の日焼けした部分も脱毛したいと考えているなら、次にご紹介する「日焼け後脱毛OKとなる時期」を参考に計画を立てましょう。

 

【2.もし脱毛部位が日焼けしたら、次の施術はいつごろからOK?】

脱毛中の部位が日焼けしてしまった場合は施術をしばらく休止することになりますが、季節ごとに施術再開時期の目安が異なります。

 

・夏~秋に日焼けした場合

紫外線量の多い夏から秋に日焼けしてしまった場合の休止期間の目安は「3か月」。3か月経った後から、施術を再開できるようになります。

 

・冬~春に日焼けした場合

冬から春にかけての季節に日焼けしてしまった場合、休止期間の目安は2か月です。

 

脱毛サロンによっては契約期間を指定していることもある為、次の施術を遅らせてしまうと契約期間をオーバーしてしまう心配もあります。それ故、休止期間にかかわらず脱毛中の日焼けは避ける方が良いとされています。

 

【3.肌をどの程度焼いてしまうと施術休止になるの?】

日に焼いたといっても、少し火照った程度で肌の色に変化がなければ、肌の熱が引いて回復を確認できたタイミングで施術できる場合もあります。施術をお断りされてしまうケースは、やはり肌が焼けて黒くなったことが目視ですぐ確認できる状態。仮に施術を強行して、肌トラブルが特に出なかったとしても、脱毛効果はあまり期待できなくなるのです。

 

日ごろの日焼け対策法と、
日焼けが収まらないときの対処法は?

日焼けは、なんといっても日常生活の中で防ぐのが一番。脱毛中の日焼け対策は、どのように行うのが適しているのでしょうか。

 

【1.日焼け止めで徹底防御!】

市販の日焼け止めクリーム・乳液などを肌に塗り、たとえ日光を浴びても紫外線の悪影響を受けないようにしましょう。日焼け止め製品に明記されている「SPF値」や「PA値」が高いものを選ぶと、より長時間日焼け止め効果が持続します。ただし、適量をきちんと使用しなければ数値通りの効果が得られないこともあるため気をつけましょう。日焼け止めの成分が肌に合わないという方の場合は、敏感肌用日焼け止めを選ぶとよいでしょう。

 

【2.日常生活の工夫で日焼け予防】

「日焼け止めが肌に合わずあまり塗りたくない」「なるべく日に当たらないようにして日焼け予防したい」という方は、日焼け対策ができる日用品をうまく活用するとよいでしょう。たとえば「帽子」「日傘」「スカーフやストール」「UVカット機能つき衣類」などの使用は、非常に有効な日焼け対策法になります。

帽子の中でもつばの部分が大きく、後方までぐるりと回りこんだ形状の「女優帽」や、紫外線カット機能を備えて気軽に羽織ることができる「UVカットカーディガン」などは特に人気の商品になります。たたんでバッグに入れられる製品も増えていますので、外出時には積極的に活用しましょう。もちろん、日焼け止めと併用すればより強力に紫外線対策ができます。

 

もし日焼けしてしまったらどうする?
対処法をご紹介

「一生懸命気をつけたのに、日焼けしてしまった!」こともあるかと思います。もし、サロンでの脱毛期間中に日焼けしてしまったときの対処法を、念のため知っておきましょう。

 

【1.日焼けしていない部分だけ施術してもらう】

先にもご紹介したとおり、日焼けした部分を避けて施術してもらう方法もあります。一部分だけ焼けてしまっている場合は、その場所に光が当たらないようテープなどでカバーして施術してもらうこともできます。

 

【2.万一日焼けしてしまったときの施術キャンセルについて】

「広範囲にわたって日焼けしてしまった」「日焼け部分に肌トラブルが起こっている」など、どうしても施術をあきらめざるを得ないときは、やむを得ず施術のキャンセルを申し込むことになります。このとき注意したいのは、施術日の前日までには連絡を入れること。当日にキャンセルを申し込むと、コース中1回分の施術を消化したとみなされてしまうサロンがほとんどです。

 

日焼けしていても脱毛OKのサロンと脱毛法

これまで、脱毛中は日焼けできないことを前提にお話ししてきました。でも実は、日焼けした肌でも安全で効果的に脱毛ができるサロンもあります。それが、全店舗ハイパースキン脱毛を導入している「Dione(ディオーネ)」です。

 

【1.Dioneは日焼け肌の脱毛もできる!】

他のサロンと同様に、光脱毛の原理で施術をしているディオーネですが、「ハイパースキン脱毛」は光の性質が他のサロンとは異なるのが特徴。日焼けして色が濃くなった肌や、色素沈着で黒ずんでしまった肌でも、安心して施術を受けることができます。

 

【2.なぜディオーネでは日焼け肌の脱毛もできるの?】

ディオーネでおこなっているハイパースキン脱毛は、他のサロン脱毛のように黒い毛のメラニン色素に反応する性質の光を使用していません。ハイパースキン脱毛の光は黒い色やメラニンとは関係なく、毛の生え代わりの段階で生まれる「毛の種(発毛因子)」だけに作用します。肌の日焼けや黒ずみをカバーしなくても、直接光を当てて脱毛することができます。

 

【3.日焼け止めを塗っている場合は、きちんと落としてから来店を】

日焼けしていても施術できるハイパースキン脱毛ですが、日焼け止めを塗った状態では施術することはできません。サロンでも必ず指導がありますが、来店時にだけは日焼け止めを塗らず、日傘や帽子・カーディガンなどで紫外線対策をしながらサロンへ出かけるようにしましょう。

 

脱毛直後の日焼けについて

脱毛期間中の日焼けは基本よくありませんが、脱毛の施術を受けた直後に日焼けすることももちろんおすすめできません。これは一般的なサロン脱毛に限らず、日焼け肌の脱毛が可能なディオーネのハイパースキン脱毛でも、施術直後の日焼けはなるべくしないよう指導しています。

 

施術後の肌は通常より敏感な状態になっていますから、紫外線が当たると普段より悪影響を受けやすくなります。乾燥が進んだり、人によっては肌トラブルにつながったりする可能性もあるため、施術直後は普段以上に日焼けしないよう気をつけるようにしましょう。