これからサロンへ通って脱毛を始めようと思っている方なら、「いつから通い始めるか？」という点は悩みどころですね。そこで今回は、狙った時期にツルツル肌になっていられるために、脱毛の適切な開始時期についてご説明します。

脱毛の効果に重要な「毛周期」とは

まず開始時期の逆算の方法をご説明する前に、脱毛に非常に重要な「毛周期」についてご説明します。人の毛は、同じ毛穴で周期的に「生える→成長する→成長が止まる→抜ける→また生える」というサイクルを繰り返しています。この毛が生えてから抜けるまでの周期を「毛周期」と呼びます。毛周期の中にはいろいろな区切りがあり、毛が新たに生えて成長しているときを「成長期」、抜けてまたは得るまでの準備期間を「休止期」と言います。

脱毛の方式によって効果があるタイミングが異なる！

上で説明した毛周期がなぜ重要かというと、脱毛の方式によって、毛周期のどの時期に効果があるのかが異なるからなのです。レーザー脱毛、IPL脱毛、SHR脱毛、ハイパースキン脱毛と、脱毛の方式は色々あり、方式によってどのタイミングの毛（毛穴）に作用するかが異なります。つまり効果がないタイミングで施術を行っても、実際は脱毛されません。脱毛方式に合ったタイミングで施術する必要があります。

医療脱毛でしか行えないレーザー脱毛や、エステ脱毛で多いIPL脱毛、SHR脱毛などの多くの脱毛方式場合は「成長期」の毛、つまり生え始めてから長く伸びる途中までの段階にある毛に作用します。一方で、「ハイパースキン脱毛」は、「成長期」ではなく「休止期」の毛に作用します。休止期は

脱毛に通う回数と期間の目安は？

脱毛に通うことを検討中なら、「何回通うか」「何年くらい通い続けるか」についても考えるはず。「脱毛の効果を実感する時期」や、「ツルツルを保てるようになるまでの期間」がわかれば、それをもとに通う回数の目安もわかってきますよ。

従来の光脱毛では毛周期に合わせてお手入れする必要があるので、早くても2か月に1度程度のサイクルでしか通うことができません。でも、先にご紹介した「ハイパースキン脱毛」の場合は、肌へのダメージが少ないうえに毛周期にかかわらずそのとき常にある「毛の種（発毛因子）」に作用させられるため、3～4週間に1度のお手入れが可能！　また、毛周期は毛穴によってバラバラなのですが、同じタイミングに成長期を迎えている毛は最大で15～20％ほどと言われています。成長期に効果がある脱毛は一度に全ての毛の15～20％にしか作用していないことになります。従来の約2倍の速さで脱毛できますから、お悩みのスピード解決も夢ではありませんす。

ちなみに、ハイパースキン脱毛で効果を感じられるまでの脱毛回数の目安は、従来の光脱毛と変わりなく「12回ほど」といわれています。つまり、一般的なサロン脱毛の2倍のスピードで効果が実感できるかも。

脱毛する部位によって、必要な回数は違うの？

先にご紹介した「ハイパースキン脱毛」の場合、効果を実感するまでの回数・期間の目安は部位別ごとに以下のようになっています。

【お顔全体】約6～18回（約半年～1年半）

【鼻下（ひげ）】約6～18回（約半年～1年半）

【うなじ】約10～18回（約10か月～1年半）

【両わき】約12～30回（約1年～2年半）

【両腕】約8～14回（約8か月～1年2か月）

【背中の上部】約12～30回(約1年～2年半)

【背中の下部】約12～24回(約1年～2年)

【腹部】約8～18回（約8か月～1年半）

【VIO(ビキニライン)】約12～24回（約1年～2年）

【両ひざ～ひざ下】約8～18回（約8か月～1年半）

ちなみに、上記の回数と期間は、ハイパースキン脱毛の「3～4週間に1度の施術が可能」という推奨サイクルに応じて「1か月に1回通った場合」の目安で割り出しています。 効果があらわれやすい場所があれば、脱毛までにはちょっと時間のかかってしまう場所もあります。上記の期間を目安に、目標の時期と照らし合わせながら期間を計算して、通い始めの時期を考えてみましょう。