2017-12-21

アンダーヘアの処理、どうしてる?女性たちのホンネを聞いてみた

夏など肌の露出が増える季節はもちろんのこと、近頃では季節を問わずアンダーヘアを処理する女性が増えています。アンダーヘアのお手入れには多くのメリットがありますが、その方法を誤ると新たなお悩みや肌トラブルの原因になることも。

そこでこの記事では、アンダーヘアの処理にスポットを当て、多くの方が持っているアンダーヘア処理に関する疑問の解決や、おすすめの処理方法などをご紹介します。

 

■1.アンダーヘアのお手入れ、する?しない?

【お手入れする派の意見】

「ムダ毛をなくして整えておかないと、水着や下着からはみ出してしまうから」

「デリケートゾーンの蒸れやにおいを防いで清潔に保っておきたいから」

「毛が太くて硬く、放っておくと下着の生地から出てきてしまう」

【お手入れしない派の意見】

「面倒だから」

「処理するとかえって不自然に感じられそうだから」

「ムダ毛の悩みがなく、処理が必要だと思わないから」

「したほうが良いとは思っているが、やり方がまったく分からないので」

毛が濃くないから処理は不要!という意見はなんともうらやましい限りですが、注目したいのは「アンダーヘアを処理する必要性は感じているけれど、方法が分からずそのままにしている」という女性が少なくない点です。つまり、どう処理すれば良いのかさえ分かれば、今すぐにでもお手入れを開始したいという方も意外に多くいるのですね。

そこで次の項目では、アンダーヘアを処理するさまざまな方法についてご紹介します。

 

2.アンダーヘアの処理方法はこんなに沢山!ご自宅での最適な処理法は?

アンダーヘアのお手入れといえば、カミソリで剃るなどの自己処理を思い浮かべる方も多いかもしれません。「まさか鏡を見ながら自分で剃るの?…なんだか怪我しそう」と、つい思ってしまいますね。しかし、自分で剃る以外にもアンダーヘアのお手入れ方法はこれだけ沢山あります。

【1.カミソリ・毛抜きなどでの自己処理】

先にご紹介したように、鏡を見ながらカミソリで剃ったり毛抜きで抜いたりする「自己処理」も、行っている方が多いポピュラーな方法です。しかし、剃り方を誤って怪我をしたり、自己処理には付き物の「埋没毛」や、皮膚の炎症・化膿といったトラブルを招いたりする可能性もありますから、慎重に行う必要もあるといえます。できればカミソリや毛抜きは使用せず、ハサミでの大まかなカットをした後に電気シェーバーで丁寧に剃っていく手順がおすすめです。

【2.ヒートカッターで行う自己処理】

カミソリなどに代わって最近人気を集めているアンダーヘアのお手入れが「ヒートカッターを使った方法」。ヒートカッターとはムダ毛を熱でカットする専用器具を指し、ハサミなどのように毛先が水平にカットされることがないため、処理後の毛が太く感じられることがありません。どなたでもアンダーヘアを理想的な長さに整えられるよう配慮された製品もありますから、初めてアンダーヘアのお手入れをする方にもおすすめの器具です。ただし、ハサミなどよりもカットにかなりの時間がかかるという欠点も。

【3.サロン・クリニックなどで脱毛してもらう方法】

サロン・クリニックでの脱毛といえば、ワキや腕・脚などボディのムダ毛をイメージする方も多いでしょう。しかし現在では「VIO脱毛」といい、アンダーヘアをはじめとするデリケートゾーンの施術もほとんどのサロンが行っています。脱毛が自己処理などと異なるのはなんといっても、「新しい毛を生やしにくくできる」という点でしょう。

ここまでは代表的なアンダーヘアの処理方法をご紹介しましたが、次は肌や毛を傷めない安全な自己処理の仕方についてまとめましょう。

【ご自宅でのアンダーヘア処理のやり方はこうすれば安心!】

・用意するもの…小型のハサミ、電気シェーバーまたはヒートカッター、保湿できる基礎化粧品、アイラインを描けるメイク化粧品か水性マーカー、タオル

・手順1…絞ったタオルを温めて蒸しタオルを作り、デリケートゾーンに当てて皮膚を柔らかくします。

・手順2…カットしたいアンダーヘアの形(卵型、逆三角など)を決め、アイライナーや無害な水性マーカーなどで形取って線を引いておきます。

・手順3…形を決めたら、余分な箇所の毛をおおまかにハサミなどでカットします。毛が長すぎるとヒートカッターやシェーバーでの処理が難しくなるため、先にある程度短く切っておいた方がラクです。

・手順4…シェーバーかヒートカッターで、ムダ毛をていねいに切りそろえていきます。皮膚が特にデリケートな部分ですから、怪我をしないよう皮膚を引っ張りながら処理しましょう。

・手順5…カット・シェービングした部分を保湿化粧品できちんとスキンケアします。

以上の方法でアンダーヘアの処理を行えば、肌トラブルや怪我は極力防ぐことができます。カミソリや毛抜きの使用は避け、肌にやさしい電気シェーバーやヒートカッターを使用するようにしましょう。ただしヒートカッターは高熱になりやすい器具ですから、熱でやけどをしないようにご注意くださいね。

 

■3.VIOのムダ毛処理に関する疑問をまとめて解決!

ここでは、VIO(デリケートゾーン)のムダ毛処理でよくある疑問をご紹介し、それぞれに回答していきましょう。

【疑問1.アンダーヘアを処理すると色素沈着するって本当?】

「アンダーヘアを処理すると色素沈着で肌が黒ずんでしまう」と、聞いたことがある方も多いかもしれません。これはすべての処理方法に当てはまるのではなく、カミソリや毛抜きなどで継続的に皮膚への強い刺激を与え続けることが原因になります。皮膚に直接触れないヒートカッターで処理したり、サロンで光脱毛を行ったりすることは色素沈着の直接的な原因にはならないでしょう。

【疑問2.VIOのムダ毛処理にはブラジリアンワックスが1番良いの?】

手軽に毛を除去できて肌もツルツルにできるということで、最近ブラジリアンワックスでアンダーヘアを処理する方法が人気を集めています。しかし、ブラジリアンワックスは成分などに配慮されているとはいえ、除毛のメカニズムは従来の自己処理用アイテムと同様で、まとめて毛を引き抜いてしまう方法にあたります。肌が敏感な方は刺激を感じることがありますし、成長した毛が毛穴に埋まって目立つ「埋没毛」の原因となる場合もあるため、ご自分に合う方法かどうか慎重に確認してから検討したほうが良いでしょう。

【疑問3.ムダ毛を濃くしない食生活って?】

日常の食習慣などがムダ毛を濃くしたり、薄くしたりする原因になり得ることが科学的に立証されています。たとえば、血糖値を急に上昇させるGI値の高い食物を多く摂る習慣があれば、インスリンとともに男性ホルモンの分泌が促されるためムダ毛を増やす可能性があると指摘されています。血糖値を急に高めない食生活を心がけることは、ムダ毛だけではなく健康面でも確実にメリットがあるため、積極的に実施していきたいですね。

また、大豆などに含まれるイソフラボンは女性ホルモンと似たはたらきを持っているため、体毛を濃くしないことに有用とされています。日常生活の中でもお豆腐、豆乳、納豆など大豆を使った食品は身近に沢山ありますから、よく摂るよう心がけると良いでしょう。

 

4.デリケートゾーンもサロンで脱毛するべき?

「ワキや脚はサロンで脱毛するのがベストと思っているけれど、アンダーヘアをサロンで脱毛するのは恥ずかしい」と考えてしまう方も多いようです。しかし、皮膚が他の箇所よりも敏感なデリケートゾーンこそ、サロンでの光脱毛をおすすめできる箇所といえます。光脱毛なら、直接肌に触れずに毛根のはたらきを弱めて次第に毛を少なくしていけますから、色素沈着や埋没毛などの不安も少なくできます。また、お尻(Oライン)などは鏡で見ることも難しいため、自己処理には限界があると感じたことのある方も少なくないはず。サロンで脱毛すれば、VIOすべてのラインをすっきりツルツルにできて、また毛が濃くなってしまう心配もなくなります。

「肌が敏感でカミソリ負けしやすい」「自己処理で肌を傷めてしまいがち」などのお悩みを抱えている方なら、1度サロンでカウンセリングを受けてみることをおすすめします。あなたに合ったアンダーヘア処理の方法を、ぜひ提案してもらいましょう。

 

■まとめ

この記事では、女性なら気になるアンダーヘアのムダ毛処理についてご紹介しました。「アンダーヘアをサロンで脱毛するのはちょっと恥ずかしい…」と思う方が多いのもうなずけますが、きちんと専用の下着を着用して衛生的な状態で施術してもらえますし、施術を受けるときは仰向けに寝ているだけですから快適そのものです。デリケートゾーンのムダ毛がなくなれば清潔な状態を保ちやすくなりますし、下着や水着からのはみ出しを気にする機会もぐんと減るでしょう。VIOラインの皮膚を傷めず、好みの毛量や形にも整えやすいサロン脱毛を、この機会にぜひ検討してはいかがでしょうか。