「ムダ毛に困っている」「毛が濃いのが悩み」など、女性をつねづね悩ませる体毛。今では小さいお子様のお悩みにも・・・。これから脱毛を考えるといっても、世の中には実にたくさんの脱毛方法があり、情報の量も膨大です。これだけ多くあると、どれに決めて良いかわからない!と迷われる方もしばしば。
そこで今回は、さまざまな脱毛方法についてまとめました。方法ごとの特徴や、それぞれの方法の注意点などについてもご説明しますので、これから脱毛をはじめようと考えられている方はぜひご参考にしてください。
1.ムダ毛の処理方法について
まずは、ムダ毛処理の基礎知識についてご説明します。
ご自分の顔や身体に生えている体毛で「目立つ」「邪魔」「外見の印象を損ねている」と感じてしまうものがもしあれば、それが「ムダ毛」です。
その「ムダ毛」の処理方法には、「脱毛」、「除毛」、「抑毛」などの種類があります。
【脱毛】ムダ毛を処理したうえで、毛を生えにくくする
【除毛】今あるムダ毛を一時的に処理して無くす(毛の再生までは抑えない)
【抑毛】ムダ毛の再生を防ぐ
余談ですが、「脱毛」とは「ムダ毛を無くした上、再生しないようにすること」を指しますので「脱毛クリーム」や「ワックス脱毛」のように厳密には脱毛ではなく除毛を行う製品ということになります。しかし「脱毛」という表現が使われているように、「脱毛」と「除毛」の使い分けはあいまいな部分も存在しています。
2.自宅でできる脱毛方法と、実行する際の注意点
ここでは、自宅で簡単に行えるセルフ脱毛の方法についてご紹介します。
(1)ワックスを使った方法
一般に「ワックス脱毛」と呼ばれる除毛グッズを使った方法で、ブラジリアンワックスなどとも呼ばれます。
サンバを踊るブラジルの踊り子さんたちがエチケットとしてデリケートゾーンの除毛をワックスで行っていることから、この呼び名がつきました。
最近ではハチミツや砂糖など、天然成分を用いたものが人気となっています。
使用方法は、ワックスを温めて溶かし、粗熱を取ってから布やガーゼを用いて肌に貼りつけ、冷えて固まってから一気に剥がすことでムダ毛を取り除きます。
毛を引き抜く脱毛法になりますので、痛みを伴う場合もあります。最近では刺激を低減した製品が出回っていますが、敏感肌の方などは注意が必要です。
(2)脱毛クリームを使った方法
「脱毛クリーム」と呼ばれる特殊なクリームで毛を除去する方法も、昔から一般的に取り入れられています。ムダ毛を特殊な薬剤によって溶かし、自然に取り除く方法です。
肌を直接的に傷つけるような方法では無いものの、毛を溶かすような化学物質を肌に塗る必要がある為、敏感肌の方などは慎重に利用する必要があります。
(3)脱毛スプレーを使った方法
脱毛クリームと原理は同じですが、クリームより手軽ということもありスプレータイプの除毛剤も多く出回っています。
こちらも化学物質を肌に塗布することには変わりありませんので、注意が必要です。
(4)脱毛石鹸を使った方法
最近では「身体を洗うときに除毛できる」という触れ込みの「脱毛石鹸」も出回っています。
原理は脱毛クリームや脱毛スプレーとほぼ変わりありませんが、効果はクリームやスプレーよりも弱めの場合が多いです。
物によっては、抑毛効果を謳った女性ホルモンに似た植物成分を含む製品もあるようですが、効果には個人差があります。
(5)カミソリやシェーバーを使った方法
最も一般的なムダ毛処理の方法で、カミソリや電気シェーバーで今ある毛を剃るタイプの除毛です。
この除毛方法が「自己処理」として扱われることがほとんどです。
刃物を肌に直接当てて行う除毛法なので、細かい傷が肌についてしまいます。
一時的にムダ毛が無くなり肌がつるつるに見えたとしても、カミソリ負けやその他肌トラブルを起こす可能性がある為、頻繁に行うことは推奨できません。
3.セルフ脱毛(家庭用脱毛器)のメリット・デメリットと注意点
個人で手軽に行える「セルフ脱毛(家庭用脱毛器)」ですが、ここではそのメリットやデメリットについてご紹介します。
【ムダ毛を自己処理するメリット】
- ・処理時に他の人に見られずに済む
- ・いつでもどこでも処理ができる
- ・急に処理が必要になった場合でも、すばやく対処できる
【ムダ毛を自己処理するデメリット】
- ・肌への刺激が強く、肌トラブルを起こすこともある。
- ・再生自体は防がないので、継続して処理を続けることになる
セルフ脱毛(家庭用脱毛器)はあくまで除毛の為の手段であり、抑毛まではできない場合がほとんどです。
手軽に行える方法ではありますが、何度も同じ処理を繰り返すことになる為、1回1回はそれほどでも時間や肌への刺激によるダメージなどを積み重ねていくことになります。
これらのメリット・デメリットを考えた上でセルフ脱毛(家庭用脱毛器)は行う必要があります。
4.セルフ脱毛(家庭用脱毛器)で生じる肌トラブルとは?
セルフ脱毛(家庭用脱毛器)は気軽に行える反面、肌トラブルのリスクがついて回ります。ここではセルフ脱毛(家庭用脱毛器)により生じるトラブルについてご紹介させていただきます。
【埋没毛】
生えてきた毛が毛穴に埋まったまま成長し、ポツポツ黒く見えてしまう状態を「埋没毛(まいぼつもう)」と言います。
毛穴に細菌が入ってしまうと、肌荒れやかぶれへとつながる危険もあります。
肌に異常が見られる場合は、皮膚科を訪ねるようにしましょう。どうしても自分で対処したい場合は、消毒したピンセットを使い、肌を傷つけないように埋まった毛を引き出してハサミでカットし、一度自然に毛を伸ばすことで埋もれた毛の解消を行います。
【カミソリ負けによるかぶれ】
カミソリでムダ毛を処理する際に皮膚に細かな傷がつき、かぶれを起こしてしまうことを「カミソリ負け」と言います。
この状態の場合は、迷わず皮膚科を受診しましょう。
ムダ毛の処理を頻繁にしすぎていることが原因の場合もありますので、治療を受けて回復したら、自己処理のサイクルをできるだけ長めにしましょう。
【地肌の黒ずみ(色素沈着)】
カミソリなどでの処理を繰り返すと肌への刺激となり、色素沈着を起こしてしまうことがあります。その場合は、セルフ脱毛を一旦お休みして肌への刺激を抑えるようにしましょう。
5.サロンなら安心? サロンでの脱毛方法とは
「セルフ脱毛(家庭用脱毛器)でトラブルを経験して、そろそろ自己処理を卒業したい」「ずっとセルフ脱毛(家庭用脱毛器)を続ける手間を考えると、処理方法を見直した方がいいかも」という方の次の選択としておすすめしたいのは、サロンでの脱毛です。ここでは、サロンで脱毛をするメリットと、サロンで脱毛できる部位について詳しくご紹介します。
【サロンで脱毛するメリット】
- ・光を照射して脱毛するので、肌に傷をつける心配がない
- ・黒く太い毛も生えにくくするので、剛毛の方でもツルツルになれる
- ・「光美容(フォト美顔)」の原理を応用しているので美肌作用も!
- ・肌にやさしく痛みがない「ハイパースキン脱毛」も選べる
サロンでの脱毛は、物理的に「剃る」「抜く」などの方法を取らないため、肌に直接与えるダメージが少なく安全性が高い点が特長です。
また、プロが施術するため処理にムラがなく、指定した範囲全体をツルツルにしてもらえます。
光を照射して脱毛するサロン脱毛のなかでも、痛みがまったくない画期的な脱毛法として話題の「ハイパースキン脱毛」。敏感肌の方や小学生のお子様でも安心して受けられる脱毛法で、他店で痛みが出てしまった方や、お顔・VIOラインなどのデリケートな箇所の脱毛で痛みや刺激が不安という方にも高く支持されている脱毛法になります。
【サロンで脱毛できる箇所・部位について】
サロンでの脱毛なら、セルフ脱毛(家庭用脱毛器)では難しかったお顔や身体のあらゆる部分を脱毛できます。
- ・顔(額やもみあげなどを含む場合もあり)
- ・首の前面、襟足
- ・わき
- ・背中
- ・腕
- ・脚
- ・手の甲、指
- ・デリケートゾーン(VIOライン)
主に上記の場所がサロン脱毛では人気になっていますが、先にご紹介した肌にやさしい「ハイパースキン脱毛」なら、これらをはじめとした「粘膜以外のほぼすべての部位の体毛」を脱毛することが可能です。お顔なら唇や眉のキワまで、VIOラインなら粘膜のそばギリギリまでも行えます。
他のサロンでは脱毛できなかった部分(もみあげ脱毛・額脱毛・首脱毛・乳輪脱毛など)も「ハイパースキン脱毛」ならまとめて脱毛可能な場合もあります。諦めていたことがある方も、まずは気軽にお悩み相談から始めてみてください。